2022/02/19

50歳のうちにやりたかったこと

 昨年の10月に誕生日を迎えたのでもう51歳になったのだけど、50歳のうちにやりたかった3つのことについて書きとめておくことにする。

昨年の4月に店をやり始めたがそのことをきっかけに2つのことをやろうと思った。

1つは、食品衛生責任者の資格取得。これはやろうと思ったレベルではなく必須なのだけれど、コロナ禍で資格取得のための講習会が開催されなかったので、保健所から店舗営業許可をいただいた際に食品衛生責任者(の資格)は早めに取ってください、と言われていた。

しばらく受講の機会がなかったが、eラーニングで受講し試験を受けることができることを知り、早速申し込んで受講、無事に資格取得できた。ひとまず安心。

2つ目は、ドローン操縦技術の習得。店の周りはとにかく景色がよくて、来訪されかつ希望された方をドローンで撮影するサービスをやりたいと思っていた。

こちらも早速、訓練してもらえる場所を探したところ、熊本県ドローン技術振興協会という団体を発見して、受講し技術認定を取得した。そして、念願のドローンを購入。DJI Mavic air2というモデルだ。

ドローンを飛行させるにあたり、店の周辺は空港周辺地域にあたるため諸々の許可申請後の承認が必要ということでこちらも協力を得てクリアできた。

店の営業日には都度飛行のための申請を行なっているが、天候が良くなかったり、風が強かったりとなかなか飛行に最適な条件とはならないのが残念だが、環境を整えることはできた。

最後の3つ目は、普通二輪免許取得である。ガソリン高騰で車で移動するにも燃料代がかかると懸念していたところ、ホンダのカブの燃費の良さを知り心底驚いた。移動は二輪で!と思い、バイク屋にカブを購入するつもりで見に行ったのだが、原付の運転もままならない私はこの際乗り方をしっかり学ぼうと小型二輪免許を取得する目的で教習所に通うことを決めて申し込んだ。が、ウチには夫が乗る250ccのバイクがある。免許を取ったら乗りたくなるだろうからその時は夫のバイクを借りることができるように、と教習所への申込メニューを小型→普通に変えてもらった。

普段からスポーツをしているので運動神経には自信があったのだが、入校してバイクに乗ってみると全く意のままに動かすことができず、何度も転んだ。400ccの重い教習車を出発地点に持っていくだけで疲労した。教官から指導を受ける内容を頭では分かっているがその通りにバイクを動かすことができなかった。何度も何度も講習のたびに違う教官に注意を受けとにかくストレスが溜まった。教習所を卒業できないかも、と思ったし、卒業できたとしても路上では乗らん!と思った。予定よりも1ヶ月長くかかったが、かなり課金して追加講習を受けた甲斐あり、卒検は1回で合格できた。日程を調整してできるだけ早く免許証を書き換えた。なんとか50歳のうちにやり遂げたかったし、できた。

あの頃のように、打ち込める何かをまた探したい、と思う51歳の私であった。