2014/03/31

大分への旅 その2

週末大分へ行った。
目的は2つ。
1つは仕事用のブログに記したファブラボ大分の見学、もう1つは「りゅうきゅう」を味わうため。
(上記に既に記したため本記事は その2 とさせて頂いた)

九州横断特急@熊本駅 これから出発!

これが噂のりゅうきゅう
「りゅうきゅう」とは、生の魚をダシに漬けたもの。
天草にも鯛茶漬けなるものがあり、好きなメニューのひとつだが、りゅうきゅうには敵わない。
だって、海の幸が豊富な天草人の私が、大分まで食べに行きたい!と思うくらいなのだから、よっぽど美味しいのだとご理解頂けるはず。
今回は3度目のりゅうきゅうとの再会だったが、期待を裏切ることはなかった。
きっとまた食べに来るよ、私は。


翌日は、朝から大分市の観光スポット巡り。
雨の予報だったため走る準備をして来なかったのだが、起きてみると、まあ良い天気!
これは街歩きを楽しまなければ、と思い、スマホで情報収集し、大友氏が崇敬した弥栄神社を目指す。



神馬

鮮やかな楼門

狛犬さん、阿

狛犬さん、吽

お参り

道案内がわかりやすい
これを見たら、岩屋寺へ行くっきゃないっしょー。


あっという間に到着



右端以外は風化していた…



帰り道に見つけた看板。

予科練資料館!




朝早かったため開いていなかった。残念!


その後、街中へ。
アーケードでは、スペシャルオリンピックス日本大分(SON大分)主催のバザーが。
SON大分によるバザー


そして、ランチ。


名物団子汁(上)ととり天ロコモコ風丼
団子汁は熊本にもあるが、かぼすが入っていた。そして味噌汁にもかぼすが!
柑橘類が入っているのが新鮮だった。爽やかな口当たりを楽しんだ。


大分県庁にて


桜が見頃。花見客で賑わっていた


お堀にも春到来

人懐っこい鳩


今回の旅、いかにスマートフォンを駆使しても、ここまで様々な情報を得て楽しむ事はできなかっただろう。
これもすべてHさん(♀・可愛くて独身・大分市在住)のおかげだ。
週末お休みにも関わらずお付き合い下さり、本当にありがとうございました。
またぜひ遊んで下さい & 熊本にも遊びに来て下さいね!

2014/03/16

ランニング三昧で変わったこと

自分でも信じられないことだが、あの私がマラソン大会に出場したのだ。
「どのお前だ?」と言われそうだが、私のこれまでを簡単に記す。

小学1年生の5月に腎臓病(ネフローゼ症候群)を宣告され、楽しみにしていたプールの授業に参加することなく、7月から4ヶ月の入院生活を送る。
退院後も運動禁止命令が解けぬまま、2年生の8月に4ヶ月の入院生活、その後、何度も入退院を繰り返し、結果小学生の頃には体育の授業はずっと見学していた。
中学生の頃は経過観察のため、体育の授業に参加してはいたものの、水泳などの激しい運動は控えていた。
高校生の頃も同様だったが、頻繁にめまいを起こし、よく保健室に運ばれ、同級生や先生方に面倒をかけており、成人しても治ることはなかった。
その結果、今でも泳ぐことができない。
とにかく身体が弱い私だったのだ。それが!

昨年もう少し身体を鍛えなきゃ!、と思ったきっかけがあり、走り始めた頃のブログがこちら →  運動公園ランデビューの感想


そして、この日を迎えた。
2014年3月9日(日) 第42回天草パールラインマラソン大会。
コースは、4.2km、10km、ハーフマラソンの3コースがあるのだが、今回の私は10kmコースに参加した。
10時15分に10kmコースのスタートを迎えるため、ハーフマラソンがスタートした10時直後から皆スタートラインに並ぶ。他の大会がどうだかわからないが、結構な芋洗い状態に思えた。速い人は前に、遅い人は後ろに並ぶそうだが、他と比較したことがなくよくわからない私は真ん中付近にいた。

スマホで自分の目線からの撮影
この日は朝から自転車+JRで来たため、既にちょっと疲れていて、完走できるかどうかが正直不安だったが、走ってみたら気持ちのよい海風、沿道からの声援、ランナーのパフォーマンス等、とても楽しく走った。
気づいたら、いつものペースよりかなり早くゴールしていた。
前の人について行ったのでそんな結果となったのだろう。それにしても走った後はとにかく疲れた。

スマホアプリ RunKeeper で計測しながら走った

つい先日、上天草市のWEBページに、今回の大会の写真が掲載されていたのを見つけた。
何十枚とある中、自分の写った写真を発見!

さあ、どこだ?

ここかな?
正解は、1枚目のこちら。

我ながらよく発見したな、と。
発見の決め手は、娘からもらったタオルを首に巻いていたこと。
走った証があってよかった、とホッとしたところだ。

これまでスポーツできなかった分を取り戻すかのように、何かが私を衝き動かしているような気がしてならない。

ところで、ランニングし始めてから、生活に変化が生じた。
あくまで、私の意識レベルが変わった、ということなのだが、それは、①食べるものに気をつけるようになったことと、②化粧をやめた、ということ。

①については、これまで本当に無頓着で食欲が満たされたらOK!、という感覚だった。
しかし、朝から走ろうと思うと、夜は早めに眠る必要があるし、そのためには胃袋が飽和状態だったり、偏った食事をしていると睡眠に影響したり、朝きつかったりすることを体得した。
きちんと長く走るためには、やはりバランスのよい食生活が大事なのだと思い、総菜や既製品には頼らずに、なるべく自分で作るようになった。

②については、課題を課すことによってランニングが自分との肉体面や精神面への挑戦であるように、自身の肌の持つ力を信じてみたくなった。それは化粧水や乳液などの基礎化粧品に頼らない、ということ。そして、ベースメイクやファンデーションを塗ることをやめ、クレンジングや洗顔で肌に負担をかけないようにする、というもの。眉や目、唇などはさすがにポイントメイクなるものを行うが、なるべく肌に負担をかけないようにしたいと思う。こちらはまだ始めて間もないため肌への善し悪しがわからないが、暫く続けてみたいと思う。


今日は父が亡くなってから丸一年を迎えた。
昨日無事に一周忌の法要を終えた。
父の存命中にはスポーツに縁も興味もなかった私、きっと天国でびっくりしつつも温かく見守ってくれていることだろう。

2014/03/03

熊本城でのお楽しみ

3/1(土)から春のくまもとお城まつりが始まった。
まつりの目玉として、国指定の重要文化財の不開門(あかずのもん)が初公開されたため、お城方面への用事方々行ってみた。

平日の午前中にも関わらず、意外と”来城者”が多いことに驚く。


いつ見ても圧巻

撮影している私から離れない彼


いざ、目的地へ

分岐点に立てられた看板

こちらが「不開門」

木造の内部
不開門は、熊本市が管理するようになってから、今回が初の公開だそう。
とても美しい状態で保存されており、門番の眺めを味わってみた。
窓から外を眺める



現在は不開門から伝統工芸館へ行くことができる

お城まつり開催期間中の4/6(日)まで内部を見ることができる。


せっかく来たので、天守閣を間近に見ることにした。
にぎやかな方を見ると、テレビ撮影が行われていた。
テレビカメラの先には、熊本城おもてなし武将隊の加藤清正公が!
ちょうど、3/1(土)から始まった「熊本城がおもしろい」(TKUテレビ熊本 毎週土曜日10:12〜放送)の収録中だったようだ。

天守閣へ ちょうどテレビ番組の収録中

清正公を見つけた小さな女の子が叫ぶ。「あ!桃太郎だー!」
微笑ましい光景だった。

熊本に里帰りの小さなお子さん連れのご家族や、韓国から観光でお越しの3世代のご家族から、集合写真の撮影を依頼された。
旅の一コマを刻むお手伝いをさせて頂き、とても嬉しくなった。


帰りは城彩苑(じょうさいえん)でティータイム。
昨年夏から虎視眈々と狙っていた、香梅の陣太鼓ソフトにやっとありつくことができた。

やっとありつけた陣太鼓ソフト
小豆と求肥がたまらない、ほうじ茶とよく合う甘さであった。

今日ご紹介したものは、春の熊本城探訪にぜひ盛り込んで頂きたい。

2014/03/02

福岡へ遊びに!

もう二週間ほど前のこと。
ある日の母からの電話で、ひょんなことから福岡へ遊びに行くことになった。
母が天草エアラインのキャンペーンに応募し、当選したそうだ。
前日、熊本市から天草市へ移動し、朝イチの便に備えた。

翌日、天気は良好、絶好の旅行日和となった。

天草空港に発着するダッシュ8

福岡へ行くことが決まってから、母に何をしたいか聞いてみた。
すると、「何でもよかよ。あんたに任せる。」と一任。
その後何度か同じ質問をしたのだが、その一点張り。

中洲川端辺りは喜ぶだろうと思ったので、まずは櫛田神社に行ってみることにした。

元旦に祖母が亡くなり、今年はまだ初詣でなるものをしていなかったこともこちらを選んだ動機だった。



櫛田神社 門の天井

多言語対応のおみくじ

この水は長寿にするらしい 母、ゴクリ

灯籠の周りにも春

初めて観た山笠

川端商店街の入り口にある川上音二郎像

福岡在住の妹と稚加栄で豪勢なランチ。
12時を過ぎると混み合うため、開店する11時を少し過ぎた頃に入店、すぐに席に案内して頂いた。

ボリュームのある和定食

食べながらひとしきり雑談をする私たち3人。
女性が3人よればかしましいとは正にこのことかも。

母が妹に聞く。
「福岡で骨董とか古着とか売ってあるところ知らん? 私、好きとたいねー。」

おかん、それ早く言っといてくれん??

すかさずスマホで探す娘ふたり。
しかし、この周辺にあるのは、骨董でも高価そうな古美術の類いだったり、古着でもヴィンテージものだったり。母の狙いとは全くそぐわないものだった。

母のリクエストに応えることは諦めることにした。妹は地の利を活かしていろいろ提案してくれたものの、「寒い」だの「遠い」だので結局街歩きをすることに。

大ヒットだったのは新天町商店街
母がかれこれ10年来飲んでいる黒酢、そのメーカーであるやずやのレストランを発見し、次はここで食べよう、と意気込んでいた。

びっくりするほど安い金額で販売されている衣料品店を探し出し大人買い(と言っても2枚)したり。

その後、妹と別れ、母と私はあてもなく街歩きし、辿り着いたハードオフ。
私たちはここで一番時間とお金を費やすことになる。
とは言っても、ブランド品に興味がない母娘、購入したものはノーブランドのバッグ3つ、合計1,900円!

歩き疲れたので休息しよう、と選んだお店は先ほどのやずや。

黒酢でおなじみ「やずや」のカフェでぜんざい



帰りの飛行機での母の一言。
「この飛行機、行きの便より広い!」

そんなはずはない。天草エアラインは1機で運行しているのだから…。

それにしても、せっかく福岡に来たのだから少しは福岡経済に貢献しよう!と言っていたのに、消費したのは食事、安い服、中古のバッグ、100均の万歩計…。「今ここで買わなきゃいけない?」と言いたくなるものばかりだ。

思い出すと笑ってしまう、とてもチープな楽しい旅だった。