2023/08/27

私のバイク



50歳になるタイミングで普通二輪免許を取得した。
その後、どうしても自分のバイクが欲しくなり、結果、購入した。
欲しかったのは、YAMAHA XV250(通称ビラーゴ)、1980年代後半に生産・販売されていたアメリカンタイプのバイクである。

古いタイプのバイクなので、中古バイクを扱っているお店をことあるたびに覗いた。バイク屋さんを巡るのは楽しい。

たまたま訪れた自宅のそばのバイク店で発見し、すぐに購入を決めた。

納車され、あちこちにツーリング…とはならなかった。

ある寒い日、自宅から仕事でバイクで行こうとしたところ、チョークを引いたまま発進してバイクを暴走させてしまい、他者の車に傷をつけてしまった。だって教習所ではチョークの存在や使い方を教えてくれなかったもん!当たり前か…。

これがトラウマとなってしまい、それを払拭するまで時間がかかった。

また、ある寒い日、1時間ほど走ってみたのだが体が寒くて緊張したのか疲れてしまい、目的地へ行く最後のコーナーを曲がることができずに土手に突っ込んでしまったこともあった。身体が投げ出され、頭から落下し、死んだと思った。生きているけど。

そんなこんなで紆余曲折はあったものの、今は雨が降らなかったらバイクで移動している。この夏はとても暑いけれど、バイクで走っているととても爽快だ。

何でもっと早く免許を取って乗らなかったのだろう、と切に思うのだが、きっと若い時に免許を取得していたら、この歳までこの世にはいなかったかもしれない。

命を大事にしながら、ビラーゴと楽しみたい。







2023/08/26

猫のいる暮らし

引っ越して2週間後に子猫を迎え入れた。

引っ越した日の週末に保護猫カフェに下見に行った時に懐いてきた子猫。

デニム生地がとても好きらしく、ジーンズを着て行った夫と私のそばから離れず、散々遊んで足の上で眠ってしまった。

それだけでもハートを射抜かれたのだが、以前飼っていた猫に顔つきがとても似ていたことも親近感を覚えた理由である。

すぐにでも連れて帰りたかったのだが、人の住む環境すら整っていない状態だったので、1ヶ月後の招聘を目途にカフェの方に申し入れたところ、猫の引き取り依頼がかなり多いため、気に入った子がいたらなるべく早く引き取ってもらいたいとのことだった。

もう人はそっちのけで、まずは猫の受け入れ体制を整えることにし、それから5日後に無事にウチに連れてくることができた。

名前はねこじ、♀なのに、である。

ねこじ と呼ぶことはほとんどなく、ねじこ ねじ と呼んでいる。ねじ が一番多いかな。

ねじがウチにきてから、とにかく猫中心の生活になった。


生後4ヶ月になった8月某日のねじ。


朝起きるのもねじに起こされるし、ねじが寝ている隙に仕事したり一緒に寝たり。

来た当初は生後1ヶ月の子猫だったので、体も所作もミニマムで可愛らしかったが、最近ではよく食べるせいか大猫になり、パワフルさがハンパない。

元気な時には、飛びつき、噛みつき、引っ掻きまわし、夫と私は傷だらけ。でも猫だもの、仕方ない。

そしてとにかく寂しがり屋で、人のいく先々についてくるし、座っていると体をぴったり寄せて来るのが可愛いらしい。

今は暑いので、ねじを置いて外出するときは、エアコンをつけた部屋に閉じ込めている。

最近は、我々の外出する時が分かるようで、準備をしているととにかくついてくる。

それを何とか餌やおもちゃで誤魔化し、それにねじが気を取られている隙にドアを閉めるのだが、その時の罪悪感は言葉にできない。

帰宅してドアを開ける前に「ただいまー」と声をかけると、あまり鳴かないねじが渾身の力を込めて「ニャー」と言う。何で1人にしたの? ずっと待ってたんだよー、と恨み言を言っている気がするので、ひたすら体を撫でて謝りまくる。

できればもう外出することなくずっとウチにいたい。猫を飼っている人ってみんなそう思っているんだろうな。

2023/08/16

引っ越し

今年の5月についに引っ越した。
実は、昨年から画策していたことなのだけど、なかなか条件に合う物件が見つからずに1年越しの実現となった。

引っ越しの最大の理由は「猫を飼いたい」ということ。

なので、ペット可物件で、車2台・バイク2台・自転車2台を停められて、熊本市の中心街に近くて、なるべくお安い家賃で…を条件に探していた。情報通の知り合いの美容師さんに聞いたら「そんな物件はない!」とバッサリ(笑)、ですよねー。

ところが、そんな物件を今年の3月に発見、駐車場1台付きの築60年庭付き戸建てでいい感じ。

その後、話は着々と進み、5月中旬に無事に引っ越しを終えた。

QOLを上げるために、生活しながらいろいろなメンテを嬉々としてやっている。

そして、5月24日には念願の子猫(通称:ねじ、♀)を迎え入れることができた。
今は、猫中心の生活を送っている。

うちに来た日のねじ。


2023/08/15

墓参りという名の…

コロナ禍で行動が制限されたこの数年、そんなに遠くはないのだけど実家に帰省する機会を逸していた。

今年はそんな制限がなくなったので、宿泊は無理だけどせめて日帰りで墓参りに行こう、と夫に声をかけた。

ここのところ天気が悪い日が続き、また晴れたとしても暑すぎて全くバイクに乗っていなかったので、ここぞとばかりバイクでの移動を提案してみた。

私たちの実家は天草市にあり、現在の住まいのある熊本市から100kmほど離れている。お盆時期なので道路の渋滞が気になるけれど、時間帯を考慮してバイクで行くことになった。

出発は、8月14日(月)午前7時頃を予定していた。しかし、私のバイクのエンジンがかからない。ライトは点くがセルが回らない。3週間ほどまったく乗っていなかったのでバッテリーが原因だろうと夫は言い、すかさずモバイルバッテリーをバイクに接続して、何とかエンジンがかかったのは午前7時40分頃、無事に出発できた。夫に感謝である。

お盆のため交通量は多かったが、スムーズに進むことができた。徐々に陽射しが強くなってきたが、潮風が心地よかった。

私の実家のある旧本渡市で墓参、その後、夫の実家のある天草町で墓参して昼食をとり、私の母の実家のある河浦町で墓参そして親戚たちと談笑した。当初の予定であった3件の墓参を無事に終えた。

帰りは若干渋滞に巻き込まれたものの、無事に帰宅できた。

真夏のロングツーリング、移動距離は合計202km、夫は首が日に焼けて痛くてたまらずもう懲りたそうだが、私は楽しかった。








2023/08/09

舌の根の乾かぬうち

先月末に「心の変化」というタイトルでSNS疲れを吐露してから数日が経った。 
しかし結局、店についてはSNSを活用しようと思い直した。
そしてInstagramのみアカウントを復活させた。
アカウントを削除してから30日未満だったので、復元が可能だった。
まさに、舌の根の乾かぬうちに、である。
お騒がせしてごめんなさい。

復活させたInstagramの過去の投稿を見て、店絡みで楽しかったことや出会った人たちのことをたくさん思い出した。本当にありがたいことである。

相変わらず土日祝のみ営業しているが、雨天や荒天時は休業、今月からは営業時間を土日祝9時~13時に変更したので、お越しくださった方にお会いする機会がまた減ってしまうことになるが、サービスを楽しく継続的に提供するためには必要な決断なのでご理解いただきたい。

身の回りにもいろんな変化があったが、ポジティブに元気に過ごしている。

鳥の小塚公園でそよ風を楽しんでいるところ