2012/04/15

お世話になりました

春は旅立ちの季節。
例に違わず、私も旅立つ時が来た。

平成8年から16年間勤務した職場を退職することにした。

在籍は4月末まで。
今月12日を最終出勤日とさせて貰い、現在は既に有給休暇中である。


思えば入社時はまだ20代だった。
ケータイキャリアショップに採用され、窓口業務を担当させて頂いた。

当時はデジタル携帯電話が発売されて間もない時期、ケータイメールなんてまだない頃、電話帳は氏名をカナで入力してたっけ。

その後、ショートメールが使えるようになり、単音の着信音を自分で作れるようになり、インターネットやカメラが使えるようになり…。
次々と進化していく様を見るのがとても楽しかった。
ケータイキャリアショップでの頃のことは、在籍が長かった分だけ思い出も多い。

その後、インターネットプロバイダやソリューション部門など様々な経験をさせて頂いた。

プライベートでも職場とは切り離せないことばかりだ。
主人とは職場で出会い結婚、そして娘を授かった。
また、私の大学進学は入社して暫く経ってからのこと。
無事に卒業できたのも、様々な協力を頂いたから。

あちこちに飛び回ることができたのも職場のおかげ。
様々な方々に巡り合うことができたのも職場のおかげ。


本当に「感謝」の一言に尽きる。


これまでの職場での経験を活かし、社会へ恩返しができたら、と思う。

そんな想いを抱えた私の旅立ちである。


これまで仕事で関わって下さった皆様に心から御礼を申し上げたい。

2012/04/13

入学式

4月10日、娘は無事に中学校の入学式を迎えることができた。
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新入生は26名。
5つの小学校区からこの中学校に通う。
娘の場合、小学校からの同級生は11名なので、クラスの生徒数が2倍以上の増加となる。
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校長先生のお話。
「自分が逃げない限り夢は逃げない。
以下を念頭において中学生活を送ること。
1.克己心 前進
2.自分と同じように他人も大切に」

中学生の頃のことは未だに自身の記憶にある。
当時、私はジャーナリストになりたかった。
書くことが好きでそれを生業にしたかった。
自分の想いと事実を伝える仕事に憧れを抱いていた。


しかし、途中で夢を見失ってしまった。
憧れは憧れ、それは自分とは全く対極の所にあるものだと思い込んでしまっていた。
なれるはずがないという諦めは、私を刹那的に無気力に生きることを教えた。

そして今、夢から逃げてしまった自分に後悔している。
なぜ、あの時もっと努力をしなかったのだろうか、と。
校長先生のお話は、私自身に沁みた。


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新入生と担任の先生の集合写真撮影。
保護者もカメラマン、ちょっとした撮影会となった。


入学式の帰りに、お世話になった小学校の先生方へご挨拶に伺った。
その際に手渡されたのがこちら。

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娘が小学2年生の時に書いたものだそう。
中にはこんな一文が。


「わたしは、小さい時からお父さんとお母さんにそだてられて、もうこんなに大きくなりました」



小2だった娘、あれから年月が流れ、もう中学1年生になった。
まだまだ大きく成長してほしいと願う。



思わぬタイムカプセルとの遭遇に微笑んだ入学式の日であった。

2012/04/01

エイプリルフール

本日4月1日はエイプリルフール、「嘘をついてもよい」と言われている日である。


実は先日、念願だったあることをやった。さてそれは以下のどちら?



A.とうとうCDデビューを果たした

B.とうとう作家デビューを果たした








答えは、「B.とうとう作家デビューを果たした」である。


…と書くと聞こえはいいが、実は全くの嘘。


今書いているこの「ポジティブな日々」は、2009年8月から書き始め、足掛け4年の私の記録となった。
いつかこれを書籍にできたらいいなあ、とは私の戯言。

ところがそんな夢みたいな話を簡単に叶えてくれるサービスがあるのだ。


それが、puboo(パブー)と呼ばれる電子書籍作成・販売プラットフォームである。


Kindleが発売になり、今年になってからApple iBook Authorが発表され、近い将来、日本でも学校の教材も電子化されてしまうのだろう、と思っていた。
佐賀県武雄市の「武雄市MY図書館」はiPadのアプリで蔵書を読むことができるサービスで、昨年から実証実験としてサービス提供が始まった。それだけ電子書籍を身近に感じる機会が増えて来た。

そしてこのpubooを知り、電子書籍を出版するという行為が自分のものとなった。

$ポジティブな日々pubooでは、簡単に電子書籍を作成できるメニューがある。

これまでのブログを電子書籍化する場合、
①ブログをpubooにインポート
②章ごとに振り分け
③表現や写真を再度チェック
④「あとがき」なるものを書く
⑤表紙と字体を選択、これで完成。

ただ、アメブロはブログデータをエクスポートできないので、他のブログサービスを活用して、pubooにデータを持っていった。無事に成功!

作成した電子書籍は、無料で配布することもできるが、価格を設定して販売することも可能。

私は恥ずかしながら、2009年に書いた自身の記録を150円で販売させて頂いている。
自分の記録をまとめたかったことと、新しいサービスを体験してみたいという「わさもん」精神がはたらいてやったこと、決して販売が目的ではない。とは言いながらも売れたら嬉しい。
ちなみに、現在の販売数は0である(当たり前か!)。

このように手軽で身近になった電子書籍の出版。様々な記録や思いを出版されてみてはいかがだろうか。