2011/08/21

ポジティブなひと

昨日初めて行ったライブハウス。
そこは、もうかれこれ30年やってるそう。

昨日は練習日ということで、そこのステージで歌わせて頂いた。
実質上、"デビュー戦"となった。

人前での披露とはいえ練習なので、多くのダメだしを頂いた。
それは私の肥やしとなるよう、しっかりと心に留めた。



ところで、そのライブハウスのママさんに昨日初めてお目にかかった。

今年70歳と仰っていたが、元気でチャーミングという言葉の似合う可愛らしい方。初めての来訪者である私に常連さん達や9月に開催されるライブのことをご紹介して下さった。

「聞き取りづらいでしょ、ごめんなさいね。」と仰るママさん。

ママさんは数年前に舌癌と診断され舌を切除したとのこと。
宣告された時に、生存率は20%と言われたとか。
術後は、転移もなく元気に過ごされているそうだ。

そんな話をしていると、ママさんが、ある常連さんのギターを聴かせたいので「1曲歌わせてね」と仰った。
私はてっきり、その常連さんが歌うものだとばかり思っていたのだが、違った。


曲は、かの名曲「My Blue Heaven」
歌ったのは、ママさん。





ママさんの歌は、なんと表現したらいいのだろう。

ただ「上手い」と書いてしまうのは簡単。
やはり可愛らしく、時にはパワフルで、上辺だけの表現ではない何かがある。
そして、何よりもすごく楽しそう。
きっと若い頃からずっと歌が好きで歌ってこられたに違いない。
そう感じさせるパフォーマンス。
ついこの前まで闘病していたということを全く感じさせない声、発音、発声。



ふと思った。



歌が好きで好きでたまらないのに、表現するために必要な器官を取り除かなければならないという現実を目の前に突きつけられたら?
生きることと引き換えに好きなこと、つまり生きる楽しみを奪われてしまう。
それに私が耐えることができるだろうか、決断ができるのか、と。


そんな考えが頭をよぎる私。
その目の前で歌うママさんは、本当に楽しそう。
きっと、真剣に向き合い、乗り越えて来た結果が、ママさんの歌として表現される、そんな感じ。


冒頭に書いた私の歌へのダメだしの中に、「真剣に歌っているか?」とあった。
決してふざけてなんかいないし、私なりに解釈して表現しているつもりであったが、
ママさんの歌を聴いたら、私の歌なんて所詮お遊びでしかない。


ママさんは、まさに、ポジティブなひと、である。
私もそうありたい。

2011/08/20

「ソーシャルビジネス」を知る

昨日、Facebookで告知されていたセミナーと異業種交流会に参加した。
セミナータイトルは、「コミュニティビジネスの起業化と販路(活動)拡大」。
以下、セミナー受講後の備忘録+α。


日本の人口が減り始めた。
20年後の2030年には、現在と比較した場合、以下の推移となる予測。
 全人口は、8%減
 20歳未満の人口は、19%減
 生産人口は、15%減
 65歳以上の人口は、28%増


上記は国全体としての人口予測だが、地方においても地域の差はあれど似たような状況と言える。

生産人口が減ると、当然のことながら税収減となる。
税収減となると、これまでどおりの税金の分配はできなくなる。
税金はどのように使う?
高齢者に厚く?子供に厚く?それとも我慢を強いるか?

そして、国や地方の税収を有効的に活用するには?


一方、日本津々浦々、「イイモノ」はどこにでもある。
しかし「どうやって売って行くのか」については、戦略立てる企業でない限りそこが非常に弱いためビジネスになり得ない。
しっかりとマーケティングを行いながら情報発信することで「商品」となる。
これを実現させるのが、「ソーシャルビジネス」「コミュニティビジネス」となる。


「ソーシャルビジネス」「コミュニティビジネス」(以下、「SB/CB」)とは、社会的課題の解決を目的とした持続的な事業活動。営利目的とした会社とも慈善活動を目的としたボランティア活動とも異なるもの。これを進めることにより、行政コストの削減のみならず、新たな産業や働き方を創出する。

つまり、地域社会における環境保護、高齢者・障がい者の介護・福祉から、子育て支援、まちづくり、観光等の社会的課題を住民、NPO、企業など、様々な主体が協力しながらビジネスの手法を活用して取り組むのが、「SB/CB」である。

経済産業省が事業として開催して来た「ソーシャルビジネス推進イニシアティブ」であるが、民間主導により推進していくべきとのことから、2010年2月に「全国規模のSB推進に関する基本構想」がとりまとめられた。
この基本構想をうけて、SB/CB関係者による民間のネットワーク組織として設立されたのが「ソーシャルビジネス・ネットワーク」である。

また、「SB/CB」の活動が地域活性化につながっている事例をとりまとめたものが、「ソーシャルビジネス・ケースブック」で全国から121の事例が集約されている。


また、セミナーでは、「SB/CB」として成立されるために、つなげる役割をする人、つまりコーディネーターが必要だとも仰っていた。


今ここにある資源(イイモノを含めて)に知を結集させ、最大限に活用できるモデル。
そして社会的課題が解決でき、誰もが喜ぶ。
そのようなビジネスに、やり甲斐を感じないはずはない。

2011/08/17

間違いだらけ

$ポジティブな日々


ランチでよく利用するお店に今日も行った。


レジで会計を済ませようとする時に、お店の女将さんに言われた一言。



「今日はバッグが違いますね」




確かに、仰るとおりなのだった。


近頃、荷物が多いので、普段使っているものよりも少し大きめの黒いバッグを持ち歩いている。

よくご覧になってることにびっくり。さすが、お客さん商売!


そして女将さんの次の一言。



「ここでは"ヴィトンのお姉さん"で通ってますから」




えっ??

私っすか??



申し訳ないがその言葉は間違いだらけ。


まず、"お姉さん"。
(ツッコまれる前に自爆)
そう呼んでもらえる域、そう呼んでもらっても許される域はとうに過ぎてしまっていた。
残念だが、自覚はある。

女将さんの言葉を私の隣で聞いたダンナさんはかなり不思議そう。
「誰のことを言ってんの?」と顔に書いてあった。


そして更に、私が以前持ち歩いていたバッグはルイ・ヴィトンではない。

同じモノグラム柄だが、russet(ラシット)というブランドで、以前、妹が勤務していたお店で購入したもの。

機能的なので、今でもプライベートでよく利用している。


そうだ!

これを機に、ルイ・ヴィトンのバッグにしよう。
やはり辻褄はあわせないと!

ダンナさん、よろしくね。




…なんちゃって。

写真で綴る山鹿灯籠祭り

生まれて初めての山鹿灯籠祭り。

非常に歴史のある古式ゆかしいこの祭り、この由来にはいくつかの説があるらしい。

第十二代景行天皇が九州を巡幸しているとき、加茂の浦の湖(現山鹿市内)で濃霧が立ちこめ、一行は進路を見失ってしまった。このとき、地元住民が松明を灯して一行を大宮神社のところまで導いた。この松明がのちに灯籠となって神社に奉納された、とする説、など。

その大宮神社の模様。
photo:01


空くじなし!の言葉に誘われ、ついひいてしまったおみくじは見事に大吉!
photo:02


そして,長寿箸が当たった!
photo:03


いよいよ始まる千人灯籠踊り。手弱女ぶりなゆるやかな動きに感動。
photo:04


ポジティブな日々-未設定





灯りが消えるとこんなに幻想的。
photo:06


鶴田一郎氏のイラストが描かれたパンフレット。日本美人の見事な表現。
photo:07


今年初めて、

8月も半ばが過ぎ、もうやがて3/4年の終盤にさしかかろうというこの頃。
そんな中、今年初めての資格試験に合格した"証し"が届いた。


それがこれ。



今年の2月5日(土)に受験し、3月初旬には合格通知が届いていた。
しかし、無精者の私は免許申請を怠り、つい先日、ようやく九州総合通信局へ申請し、免許証が手元に届いたというわけ。

昨年度受講した勉強会の成果測定の一環として受験し、取得したこの資格は、「第三級陸上特殊無線技士」。

取得してはみたものの、この資格で何ができるの?(と自分自身への問いかけ)



私にできることは以下のことだそう(画像をクリックすると拡大します)。
ポジティブな日々



また、日本特殊軽電株式会社様のホームページには、以下の記載が。
■一般業務用無線
自治体、ガス会社、電力会社、消防、タクシー会社、バス会社、放送局等、各種業務に免許される業務用無線です。簡易業務用無線よりもハイパワー運用が許可されることから、比較的規模の大きな業務での用途となります。無線局開局にあたっては、第三級陸上特殊無線技士等、無線従事者資格保持者が必要です。


例えば、株式会社コアテック様このような無線LANシステムを運用する際にも必要だそうで。
$ポジティブな日々




無線を使っての、ラスト1マイル問題へ挑戦できるのでは?と改めてわくわくしている。


ラスト1マイル問題に関する資料
"ラストワンマイル"は幸せを運ぶのか 自治体情報政策研究所
ラスト1マイル問題への挑戦 高知県大豊町

2011/08/07

使いものにならない

先週一週間はとにかく体調が芳しくなく、ソーシャルメディアを見る気力すらなかった。
当然、仕事にも身が入らない。

金曜日には、胃と大腸の内視鏡検査を受けた。

photo:01


結果的には、あんなに痛かった胃には何の異状もなく、また、大腸も既に治癒しかけている、とのことで一件落着。



お医者様からの太鼓判付きなので、もう平気!

また、明日から頑張ることにする。