2010/09/24

憧れの靖国神社

急遽、東京出張が決まった。

予定は24日の午前アポだったため前乗りすることになり、
アポの場所の最寄り駅が九段下駅だったことから、近くに宿をとった。

九段下といえば、思い浮かぶのは靖国神社。

若い頃に都内に住んではいたが、靖国神社には関心も興味もなかった。

ここ最近、戦争中に亡くなっていった兵士達が「靖国で逢おう」を合言葉に散華していったのを知り、
機会があればぜひ行ってみたいと思っていた。
そんな私にふって湧いた東京出張、おまけに前乗りで時間たっぷり、更に九段下駅近辺なんて、
これは私に「靖国神社へ行け!」ということでしょう、と都合のよい解釈で、降りしきる雨の中行ってみた。


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厳かな雰囲気の中、第一の鳥居を抜け、大村益次郎像の前へ。


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第二の鳥居を抜け、手水で清め、いざ参拝。


警備の方がいる物々しい雰囲気の中、二礼、二拍手、一礼。


その後、遊就館へ。

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昼食をとっていなかったので、中にある茶房「結(ゆい)」で海軍カレーを注文。
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明治時代のレシピを忠実に再現したというそれは、見た目はカレーだけど、味はカレーではない。
確かにピリッと辛いんだけどカレーの辛さではない、微妙な味。
あと、肉の脂身が多かった。


遊就館に展示してある資料は撮影が禁止されていたので写真はない。

英霊となった方々の歴史や思いを垣間見たような気がした。


靖国の神々と称されたブースには英霊の遺書がたくさん展示されていた。

私が引き寄せられるようにふと見た展示品は、辻本少尉という方のものだったのだが、併設された解説文を読むとその方は私と同じ天草出身の方だったことがわかった。

数ある展示品のうちから真っ先にそれに出会ったのは、辻本少尉が私を呼んだからと思えてならない。


すべて国のためと自身の運命をかけたたくさんの魂がここにあった。

果たして今、どれくらいの人が自身の前途ある未来を国のために命を犠牲にできるだろうか?

時代が違うから、と言われそうだが、せめて先人たちの意をくんで愛国の精神を持って国の行く末をしっかりと考えたい。


ぜひ、皆さんに来ていただきたい場所だと思った。

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