2012/04/13

入学式

4月10日、娘は無事に中学校の入学式を迎えることができた。
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新入生は26名。
5つの小学校区からこの中学校に通う。
娘の場合、小学校からの同級生は11名なので、クラスの生徒数が2倍以上の増加となる。
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校長先生のお話。
「自分が逃げない限り夢は逃げない。
以下を念頭において中学生活を送ること。
1.克己心 前進
2.自分と同じように他人も大切に」

中学生の頃のことは未だに自身の記憶にある。
当時、私はジャーナリストになりたかった。
書くことが好きでそれを生業にしたかった。
自分の想いと事実を伝える仕事に憧れを抱いていた。


しかし、途中で夢を見失ってしまった。
憧れは憧れ、それは自分とは全く対極の所にあるものだと思い込んでしまっていた。
なれるはずがないという諦めは、私を刹那的に無気力に生きることを教えた。

そして今、夢から逃げてしまった自分に後悔している。
なぜ、あの時もっと努力をしなかったのだろうか、と。
校長先生のお話は、私自身に沁みた。


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新入生と担任の先生の集合写真撮影。
保護者もカメラマン、ちょっとした撮影会となった。


入学式の帰りに、お世話になった小学校の先生方へご挨拶に伺った。
その際に手渡されたのがこちら。

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娘が小学2年生の時に書いたものだそう。
中にはこんな一文が。


「わたしは、小さい時からお父さんとお母さんにそだてられて、もうこんなに大きくなりました」



小2だった娘、あれから年月が流れ、もう中学1年生になった。
まだまだ大きく成長してほしいと願う。



思わぬタイムカプセルとの遭遇に微笑んだ入学式の日であった。

3 件のコメント:

  1. 佃  貴徳14/4/12 05:19

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    私も家の経済的理由からあきらめました。今思うに言い訳を作る為に今でもこう言ってます。夢を諦めない為なら色んな方法が有ったにもかかわらず勝手に思い込み諦めました。父が倒れる前に飲んでいてこの事を話したら涙が出るくらい叱られました。父の言葉はこうでした子供のためならどんな事でも出来る。まして夢を叶えるためならと・・・です。子供さんの夢のためなら努力を惜しまないで夢を叶えてやって下さい。私が言うまでも無くやられると思いますが・・・友達も一杯作って下さい今でもこの頃の友達と呑んでます

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    ��佃  貴徳さん
    コメント、ありがとうございます。
    佃さんの想い、伝わりました。
    実は私もそうでした。大学進学のために新聞奨学生の道を選びましたが、結局、断念するための言い訳にしかなりませんでした。
    娘は保育士になりたいそうです。
    ぜひ就いて欲しいと思います。
    当然のことながら、親としてしっかり支援していきたいと思います。

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  3. 佃   貴徳15/4/12 05:28

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    娘さんの夢が叶いますように心より願っております。

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