2012/07/09

キャッシュフローゲーム

昨日のこと。
いつもお世話になっている素敵な女性、Mさんが経営されているPlenty of Heartで開催されたキャッシュフローゲームに参加した。

$ポジティブな日々
建物と草木の鮮やかなコントラストが素敵なPlenty of Heart



キャッシュフローゲームとは、スタート時に決定した職業の給料を得ながら、毎月の支出を越える不労所得をいかに早く増やすかを考えるお金にまつわるボードゲームである。
ロバート・キヨサキ氏が自身の著書「金持ち父さん 貧乏父さん」より学んだ事をもとに考案したものだそうだ。


今回、私は初めて参加させて頂いた。
参加を決める際に、前述のMさんに「自分の思考パターンやお金についての考え方がわかるよ」と聞き、興味を抱いた。
とは言いながら、最初はただのゲームと思い軽い気持ちでいたのだが、実際にゲームが始まる前のファシリテーターであるMさん(♂)の説明で気軽さを捨てざるを得なくなった。

ホワイトボードに書かれたのは、損益計算書と貸借対照表。
収入、費用、資産、負債、と文字が並ぶ。
…それって、会計の世界のお話じゃ??

しかし、そうではなかった。
このゲームには不可欠なこれらを用いて毎月のキャッシュフローを求める。これがゲームのスタートである。

あとは、通常のすごろくの要領。
サイコロを振り、出た目の数だけ進む。
停まったところに書かれた指示に従う。


ただ、それだけ。

photo:01


最初は、右上の丸い円をぐるぐると回る。
その模様は、ネズミが回し車をぐるぐる回る様子に似ていることから「ラットレース」と言われる。
ここから抜け出すためには、毎月の支出額以上の不労所得を増やさなければならない。


6名でゲームスタート。
停まった先の指示には、不動産の売買、株の売買などの投資にまつわる話や様々なものがある。
やみくもに投資すると破産してしまうし、手を出さなければいつまでたっても不労所得が増えずゴールできない。
自分の手持ちのお金とタイミング、借金をしてまでやることなのかどうか、様々な判断材料が頭を巡る。


photo:02
見よ、この真剣な表情を


ゲーム開始から2時間。タイムアップでゲーム終了。
「ラットレース」から抜け出したのは1名のみ。
結局、私はゴールできなかった。
振り返ってみると、チャンスがあったにも関わらず、ものにできなかった。
目標は明確だったのだが、そこに辿り着くまでのプロセスや通過点である小さな目標を描き出しきれなかったために、チャンスをチャンスと捉えることができなかったというのが正解だろう。
…それは、今の私自身ではないか? 事実を目の前に突きつけられたような気がした。


この日のゲーム参加者は、私を含めて6名。初めてお目にかかる方々ばかりだったが、皆さん様々な活動をしておられ、いろいろなお話をうかがうことができ、とても楽しかった。
今後の交流も楽しみである。
新たなご縁を頂くきっかけとなったMさんにはとても感謝している。


photo:03
ファシリテーターのMさんを囲んでの記念撮影


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