GW最終日の今日、改めて天草にある古い教会群に行ってみたくなった。
天草といっても広く、古い教会群のある天草町・河浦町の地理は、本渡で生まれ育った私はあまり明るくない。
幸いなことに、私の主人は天草町の出身で、私も結婚を機に天草町に住んでおり、目的地へは遠いところでも車で約20分程で行くことができる。
教会群の話をすると、主人がナビゲート(運転)をかってでてくれた。
早速、大江天主堂へ向かう。
普段は、国道389号線から天主堂のある小高い丘を目指して行くのだが、主人は違う。
きっと地元民しか知らないであろう道をぐんぐん進む。
そしてあまり見ることのない、後方からの大江天主堂が見えてきた。
駐車場へ行くと、ここにも他県ナンバーの車がたくさん停まっていた。
前方から。
左側の碑に綴られた句、「布の一袋 壷中の天地と 笑ふ可し」
壷中の天地とはよく言ったものだ。
天主堂の入り口。
内部は撮影禁止となっている。
子供達を抱いた母親の踏み絵の模様の絵画に衝撃を受けた。
昭和7年の天主堂建設に尽力されたガルニエ神父の胸像。
天主堂から眼下を見下ろす。
駐車場にあった大江天主堂の説明。
続いて、河浦町にある崎津天主堂へ向かう。
海沿いにひっそりと。
ここでも他県ナンバーの車でいっぱい。非常にありがたいこと。
天主堂入り口。
天主堂の方を向く敬虔な猫。
昭和9年に改築された崎津天主堂。
こちらも内部の撮影は禁止。
畳敷きの、歴史を感じさせる内部であった。
山の上の天主堂と、港町の天主堂。
いずれも資源の乏しい天草での生活の心の拠り所であったのだろう。
信仰心の強さとその背景にある悲しさを感じずにはいられない。
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