久々に読み応えのある本に出会った。
「子供がケータイを持ってはいけないか?」(小寺信良著 ポット出版)
便利なツールとして皆が利用するケータイ電話。
分別のつかない子供に持たせるのはちょっと・・・、と思っている保護者も多いはず。
理解しなければならないのは、ケータイ電話はあくまで"ツール"だということ。
使う側の意識ひとつで良くも悪くもなるもの。
例えば、ナイフ。物を切ったり刻んだりするには非常にいいツールだが、振り回したり人に向けたりという行為は危ないと誰もが判断する。
だからといって、ナイフ廃絶!と一足飛びにはならないだろう。
使わせる前に使い方と危険性をしっかりと教えているはず。
ケータイ電話もそう。
使わせる前に使い方と危険性をしっかりと教える必要がある、と思う。
誰が教えるの?
これは子供にケータイ電話を持たせる親の責務だと私は思う。
躾の一環、ともいえるのではないか。
何を教えるの?
上に記した使い方と危険性、だ。
それを教えるには、しっかりと現状を把握せねばなるまい。
いまどきの子供たちがケータイ電話がどのように使っているか。
いまどきのケータイ電話がどのように進化しているのか。
そういったことを知り判断するためのヒントがこの本には盛り込まれている。
著者の小寺氏は、冒頭にこのように書いている。
「国民全員が情報を発信し、情報を使いこなせる能力を持つこと。最終的にはみんなでそこへ行かなければならない。」
しっかりとした情報インフラを持つ日本。子供たちは未来の日本でこれをどのように活用するのか。
我々が子供たちに襷を渡さなければならない。
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子どもにケータイを持たせるようになりました。
公衆電話が、メンテされないためです。
小学校が遠いので、
毎日、妻が車で迎えに行きますが、
下校時刻が掴めません。
さらに公衆電話不通の頻度が高くなり、
ケータイに頼った次第です。
ただし、iモード禁止、家族以外への通話料は、
お小遣いから徴収するという条件です。
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��CIBでお会いしました。さん
ご家族同士の連絡手段としての利用ですね。今後、お友達との連絡ツールとしてメールやインターネット利用も出てくると思いますが、犯罪に巻き込まれないようにすることやコミュニケーションを図る上で携帯電話に頼りすぎないことをお子さんに理解してもらうことが大事だと思います。
(スミマセン、どなたなのかピンと来ていないことをお許し下さい)