2011/09/11

「人脈」を勘違いしていないか?

9/8(木)に開催されたFukuoka D.C.主催の福岡地域戦略フォーラム。
インフォテリア株式会社平野社長が熊本弁で基調講演をなさる、ということを開始直前に小耳に挟み、その模様を生中継していたUstreamをチェックした。



$ポジティブな日々

テーマは、「域外で挑戦する企業と個人を増やすには」


以下、私に響いた内容。

(ここから)
21世紀の価値 ヒューマンネットワーク
 これからは、個の力の台頭
 専門力を持った強い個人が必要な時に必要な形でつながることができる→21世紀の「組織」
 21世紀は「自律・分散・協調」の時代 
 これを形づくるために必要なのが「ヒューマンネットワーク(個のネットワーク)」

ヒューマンネットワーク(個のネットワーク)が必要な理由
 ①スケーラビリティ 
  必要に応じて大きくも小さくもできる→価値の源泉となる
 ②ファクトからオピニオン 
  事実(ニュース)は誰でも瞬時に知ることが出来る現在、以前はここに価値があった。
  現在は、事実となる前の情報(意見・考え)をどうやって得るか、に価値がある
  これが差別化、違いを生む
 だから、ヒューマン・ネットワークは大事

人脈(ヒューマンネットワーク)を履き違えている人が多い
 ×たくさんの人を知っている → そもそもベクトルの向きが違う
 ○たくさんの人から知られている、頼りにされている、自分へベクトルが向いている


 相手からベクトルを向けられるためには・・・

 自分を高める
 ・人と違うことをする
 ・自分で自分のハードルをあげる
 ・現状に満足しない

ヒューマンネットワークを維持するために注意すべきこと
・有名人とのつながりをよく話す人 自分で勝負していない
・自慢話ばかりする人 自分の過去の話ばかり。ヒューマンネットワークは未来を形成するもの
・お願いばかりする人 時間の重要さを認識していない 時間は一番大事なもの
 人の時間を遣う際は、その分の価値を相手に提供できるかを考えること
自分がそうならないように気をつける
(ここまで)

$ポジティブな日々





ソーシャルメディアを遣うようになってから、実際に人と逢い、繋がる機会が増えた。
それも簡単に。
以前は、会合やセミナーの開催など、情報を収集するために様々な媒体を活用していたが、今は違う。

簡単に得られる情報や繋がり。
それが増えるにつれて、希薄な人間関係も増えているのではないだろうか。

今回の平野社長のお話で、最も共感しつつ猛省したのは、「時間」のこと。
どんな人にでも「時間」は共通の大事な資源、だと。

「Win-Winの関係」とはよく言われる言葉であるが、頭で理解したつもりでも、自分だけが価値を享受するような結果に終わっていなかったか?
「時間泥棒」にならないよう、心がけて自己研鑽しなければ。

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