2017/09/03

働き方を考える



街を歩くとパートやアルバイト募集の貼り紙をよく目にする。
飲食店やコンビニなど接客販売に関わる業種が多いように思う。

先日も、熊本の老舗ラーメン店こむらさきが閉店とニュースで報じていたが、原因はやはり人手不足だという。

少子高齢化、人口減少と言われ、言葉として知ってはいたものの、店を営業できなくなるほど人手が足らない事態が起こっていることに驚いている。

働く人の数が足りないのか、働きたいけれど働くことのできない環境にいる人が多いのか、年齢やその他の理由で職場に受け入れてもらえないのか、雇用する側とされる側の立場によって原因が異なるであろう。
雇用する側は雇用される側の状況を理解し、対策を講じる必要がある。

私が常々思うのは、働きたい高齢者が短い時間だけでも働けるようにはできないだろうか、ということである。
高齢者といっても人によって体力や能力、気力には個人差がある。
年齢で一概に判断するのではなく、その人自身を評価し、適所で雇用する。

雇用する側は、仕事を棚卸しして時間と業務を細分化し、いくつかの種類のパッケージをつくる。働きたい高齢者の時間と能力にあった業務をパッケージの中から選び、取り組んでもらう。
あるいはこれまでの人生経験を活かして起業する高齢者が増えてくるのではないか。

これから高齢者の人口が増えていくのであるから、高齢者自らが働き社会と関わりを持ち収入を得ることで、居場所づくりであったり生きがいややりがいが創出され、元気な高齢者が増えてほしい。社会が高齢者にとって居心地のいい場所であってもらいたい。切に願う。

光陰矢の如し、きっと私もあっという間に高齢者になるだろう。

私はずっと仕事を通じて社会と関わっていきたいと思っているので、いつまでもアクティブに活動できるように、日頃から健康に気をつけている。

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