2024/01/20

今日の戦利品



近所のハードオフへ不用品を引き取ってもらいに行った。

断捨離するぞ!と固く誓ったはずなのに、とっても気に入ったバッグを格安で発見、店を出る時には購入してしまっていた。


ついでに、ブックオフを覗いてみた。

見るだけ!と呟きつつ入店したはずなのに、文庫本を一冊手に取っていた。

私は、松本清張氏の作品が好きだ。以前たくさん所有してしていたのだけど、引っ越しを機に特に気に入った3冊だけ残して引き取ってもらった。

たまたま昨夜、いろいろと考え事をしていたら眠れなくて、ふと書架を覗くと、氏の「共犯者」(新潮文庫)という短編小説集を発見、久しぶりに手に取って読んでみた。何度も読んだことのある話ばかりなのだが、登場人物の感情の描き方が大好きで読みながらうっとりしてしまった。おかげで寝たのは午前4時を回っていたのだけど。

それはともかく、ブックオフでは、やはり松本清張氏のコーナーをまず覗いた。あるのは読んだことのない作品であるばかりだったが、連続ものの途中の刊しかなくしょんぼりしていたところ、諦めずに他の棚を眺めていると、「宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション 中」(文春文庫)を発見、中刊だけど短編小説集ならいきなり読み始めることができる。すぐに手に取り、目次を確認した。すると、「共犯者」の文字が飛び込んできたが、幸いなことにそれ以外の7作は初めて目にするものだった。しかも宮部みゆき氏の口上も読めるとは何て素敵な書籍だろう!それだけで大満足し、他の棚は見ずに今日は店を出た。

ということで、今日の戦利品である。

文庫本とバッグ


誘惑に負けずに断捨離できる日は来るのだろうか。

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