若い頃から三味線をやりたいと思っていたそうで、子どもだった私も耳にした覚えがある。
その、ずっとやりたいと思っていた三味線を、40歳過ぎてから習い始めた。
当初は、とても聴けたもんじゃないと思っていたのだが、努力に努力を重ねた結果、師範となった。
そして今や自身の社中を持ち、演奏会や慰問先で披露したり、生徒さんに弾き方を教えたりと、楽しそうにいきいきと過ごしている。
好きこそものの上手なれ、とは、母のことを言っているのではないかと感じる。
そんな母が、先週、誕生日を迎えた。
母に、以下のようなメッセージを送った。
お誕生日おめでとうございます。
コロナ禍で大変ですが、こんなときだからこそ、楽しく過ごしましょう。
私は、コロナで自粛モードになってからギターをはじめました。
そのうち、一緒に演奏しましょう。
頑張って練習しておきます。
本当は「セッションしましょう」と言いたかったのだが、70歳を越えた母には、なるべく平易な言葉を用いることを心がけ、上記となった。
そして、母からの返信が以下である。
コラボするのを楽しみにしています、頑張って下さい。
まさか「コラボ」が使われるとは…。
母を甘く見ていたようだ。
そういえば、今年に入ってから卓球を始め、週2回、近所の公民館に通い出したそうだ。
しかし、その途端にコロナ禍で練習が約2ヶ月ほど中止になりがっかりしていたが、最近、練習が再開されたそうで、また楽しみが増えたようだ。
好きなことができるのも、健康であるからこそ。
健康に留意して、毎日を楽しく過ごしてもらいたい。
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